西高から京都大現役合格の例

 

 

 

平凡な新居浜西高校のある生徒が、

塾長が勧める基礎重視の勉強法と

西高の先生方の熱心なご指導により

京都大学に現役合格を果たした例を

ご紹介します。

  

 

また、その合格後の大学生活の様子や

京都大学及びその周辺の環境についても

ご覧下さい。

 

 

 

 

 

合格発表の日 

【京都大キャンパス 掲示板の前】


合格発表直前になっても

 

掲示板の前に立つ受験生の数は少ない。

   

例年より高い 3.5倍の倍率。

 

受験者の約4割が浪人生。

 

不安の多い中での合格発表の瞬間、

 

自分の目で番号を確かめた本人の雄叫び。

  

すぐに部活 勧誘の在校生にとり囲まれた。

  

 

 

 

合格発表 当日は、

 

清々しい晴天。

 

青空に “時計台” が映える。

 

  

今後 関わり合うすべての高校生に

 

このような青空の訪れを願った。

 

 

 

 

 

 

二次試験当日の朝


 

二次試験当日の朝。正門前の風景。

 

 

並み居る受験生や応援者の群衆。

 

凍てつく寒さも加わり

  

独特の緊張感が漂う。

 

 

 

 

 

キャンパス内の試験会場の外側で

 

長時間待たされる。

 

   

他の受験生に囲まれて立ち続けた時間が

 

極まった緊張感を

 

かえって鎮めてくれたように見えた。

 

 

 

 

 

高校1年生の時の成績は・・・


西高に通えているだけで満足感があった。

 

中学校に比べて急に勉強が難しくなり

 

これほどの勉強をする理由がみつからない。

 

「勉強をやめてしまいたい・・・」

 

やる気はゼロに等しかった。

 

  

高校1年生の時の成績は平凡。

 

定期考査では学年50位台。

 

英語は特に苦手で、学年100位前後。

 

 

 

まさか京都大を受けることになるとは

 

この時点では想像もしていない。

 

 

  

 

高校2年生までは・・・


高校入学後の約2年間は

 

生徒会と運動部に所属し、

 

積極的に活動。生活のすべてだった。

 

勉強は 宿題をこなすのが精一杯。

 

それでも学校の授業は大切にした。

 

 

高校2年11月の進研模試では

 

西高で学年25位。(神戸大・C判定)

 

 

 

 

 

高校2年冬に受験勉強開始


高校2年の冬に受験勉強をスタート。

 

塾長が提案する勉強法を

 

時間を見つけて取り組み始める。

 

 

ただし、簡単には成績は上がらない。

 

(第1志望に書けない)本命の京都大との

 

差は大きい。高2の1月進研模試はD判定。

 

 

 

 

 

 

高校3年生での受験勉強


高校3年生になっても勉強法は変わらず

 

ひたすら基礎を叩き込む鍛錬を続けた。

 

すると少しずつ実を結び始める。

 

9月の進研駿台マーク模試では

 

合計780点。現代文満点。

 

英語筆記9割超え。世界史100点満点。

 

順位は学年2位に。京都大B判定。

 

 

 

西高生は忙しい。高校3年になっても

 

西高祭や野球応援、委員会活動、

 

運動会の応援練習などに積極参加。

 

長期間 勉強ができない日々もあったが、

 

学校の教材中心に固めた基礎力は 

 

揺るぎなかった。

 

  

 

 

11月には京大模試でついにA判定。

 

数学が飛び抜けた高得点で

 

受験者上位に入り、判定を引き上げた。

  

 

同級生たちが成績の伸び悩みや

 

志望校を下げる中で、

 

彼の成績は急激な上昇。

 

 

 

 

 

 

『塾長が提案する勉強法』の成果


 

塾長が提案する勉強法とは・・・

 

 

『読んで学び取り、書いて頭に叩き込み、

 

 自ら大量に問題を解いていく

 

 昔ながらの勉強法』である。

 

 

 

大学進学後も 社会へ出た後も

 

自分に足りないものが見つかれば

 

本などを調達して 読んで学び取る

 

学習法を身につけずして

 

競争社会を勝ち抜いていけるだろうか。

 

 

高校生には、一生学び続け

 

自分を成長させ続けるための

 

勉強法を身につけてほしい。

 

 

 

  

やり直しの効かない高校3年間。

 

後悔しないように過ごしてほしい。

 

 

そのためには、

 

高校生である以上

 

高等学校の授業を大切にしてほしい。

 

高校の教材を充分に活用してほしい。

 

授業を受けただけでは身についていない。

 

何度も 読んで 書いて 反復することで

 

やっと「知識」「教養」となる。

 

 

使い慣れた教材で、徹底的に基礎基本を

 

固める反復学習に時間を費やしてほしい。

 

 

あふれるほどの教材や学習ツールに

 

中途半端に手を出して、反復できずに

 

最後まで結果が出なかった人の多さ。

 

アッという間に過ぎていく高校3年間を

 

後悔の無い充実したものにしてほしい。

 

 

 

 

愚直に昔ながらの勉強法を

 

西高に居ながら貫いた彼。

  

 

その受験勉強の成果は・・・

 

英語・数学・国語・世界史が

 

京大の二次試験レベルに達した。

 

地学もセンター試験100点満点。

 

全教科が最後で仕上がった。

 

 

高校1年・2年の頃には

 

全く想像もしていなかった

 

京都大学の現役合格を実現できた。

  

  

 

 

 

西高の先生方の指導


京都大3回生になった彼は、今でも

 

西高の先生方への感謝の気持ちを忘れない。

 

 

 

「西高の先生方の指導は大きかった。

 

 それぞれの先生が僕の要望に合わせて

 

 柔軟に指導してくださった。

 

 本当に感謝しています。」

                                           (2016年1月2日)

 

 

 

英作文の添削、難関大志望者向けの数学、

 

国語の個別試験対策、世界史の論述対策、 

 

担任の先生の受験勉強へのアドバイス。

 

指導内容の詳細な点まで 話は尽きない。

 

 

 

 

 

合格後・・・京大生の今

          (2016年1月2日)



京都大3回生になった今。

 

マンションの部屋の本棚には、

 

経済・経営関係の専門書がズラリ。

 

彼によると

 

『経済学≒数学』

 

高校数学の基本的な計算ができれば

 

通用するとのこと。

 

高校数学の基礎固めは重要だ。

 

 

本棚の中には、西高の教材である

 

『チャート式 総合英語』『Vintage』等も

 

並ぶ。大学の勉強でも時々利用している。

 

  

大学の英語の授業では

 

「The New York Times」を原文で読む。

 

単語は『Genius』や電子辞書では足りず、

 

『英英辞典』『リーダーズ』を使いこなす。

 

 

 

 

 

 

京都大 訪問レポート

        (2016年4月4日・5日)


 

新学年のスタート時期に

 

京都大学を訪問しました。

 

 

 

ちょうど4月4日(月)は

 

朝から時計台記念館で

 

新1年生の説明会や健康診断。

 

  

正門で待ちかまえる

 

部活・サークル勧誘の上級生達の

 

人数と活気には圧倒された。

 

 

 

時計台から延々と伸びる

 

3列の学生の行列。

 

これは『ビラ・ロード』と呼ばれ、

 

京大の4月の名物らしい。

 

 

健康診断に並ぶ1年生の両側を

 

上級生がすき間なく固め、

 

ビラを差し出す。

 

 

 

 

 

生協ショップでは、

 

新学年の講義用の教材を販売中。

 

 

うずたかく積み上げられた本の山から

 

自分の教材を慎重に選んでいく。

 

  

上級生になっても この時期は

 

新しい本を手に 身が引き締まる。 


 

 

 

 

数ある学食の中で「中央食堂」がいい。

 

 

たくさんの主菜、副菜、デザートから

 

自由に選べるのがうれしい。

 

 

 

ミールシステムというのを利用すれば、

 

割安で かつ 親は地元に居ながら

 

我が子が何時何分に何を食べたか

 

常にネットで確認できるので安心です。

 

 

特に昨年あたりから、

 

京大が修学旅行のコースに入っている

 

ことが多いようで、

 

ちょうど午前の授業が終わった時間帯は

 

食堂に修学旅行の中高生が多く、

 

待ち時間が増えてしまったらしい。

 

 

  

 

(2016年4月5日) 

北野天満宮で高3生の合格祈願を

しました。

 


 

 京都・北野天満宮は

 

全国の天満宮の総本宮。

 

 

いつも本気で頑張っている

 

塾の高3生のために

 

気持ちを込めて祈願しました。

 

 

『合格鉛筆』を高3生のために

 

購入しました。

 

 

格調高い木の箱に入って

 

御利益ありそう。

 

 

入試本番が近づくと

 

不安と緊張が高まってくる。

 

何かに すがりたくなるその頃に

 

配ろうと思います。

 

  

 

 

 

京都大 周辺探訪レポート

       (2017年4月1日〜3日)


充実した京大生の生活を拝見。

京都大学 周辺を巡った。

 

 

京都は高い建物が少ないので、

概して空が広い。

鴨川の河岸に来ると

一段と広々と感じられる。

 

 

京都大学を西へ進むと、

通称『鴨川デルタ』に出る。

賀茂川(左)と高野川(右)が

合流するデルタ部分である。

 

さらに西へ進むとすぐに同志社大学もある。

近くに大学が多いこの場所は野外コンパなどが

おこなわれる学生たちの憩いの場である。

 

4月2日、3日は 入学式 前にもかかわらず

もう新入生歓迎コンパがおこなわれていた。

 

 

 

その鴨川デルタの奥に見える森は

『糺(ただす)の森』

平安建都以前から残る原生林であり、

京都最古の神社 下鴨神社の参道を覆う。

 

京都大・同志社大から徒歩圏内の

最高のパワースポットである。

 

 

 

 

 

 


いにしえの神々が身近にいる環境で

学ぶことができるのは幸運である。

 

学生たちは、古典を深く学び直したい

衝動にも駆られるだろう。

 

 

 

24時間 自習可能な京都大図書館前には

学生の自転車がいっぱい。

 

京都は自転車での移動が適している。

 

自宅から電車通学の学生でさえ

キャンパス内や市内の移動に便利なため

自転車を学内に置いている。

 

 

 

 

 

 

2018年8月24日 

経済経営に加えIT技術習得へ


彼は経済経営分野を修得後も大学に残り、

 

さらなる飛躍のため 近年注目を浴びている

 

最先端のプログラミングに挑戦。 

 

 

↓AIのプログラムの一部を表示しているノートPC

もともと文系であり 無謀とも思われたが、

 

学び始めて たった3ヶ月で

 

IT企業にも認められ、長期インターンとして

 

Web系の中核業務を任されるほどに成長。

 

 

経済知識、経営能力、IT技術。

 

過去にベンチャー企業の経営に携わった経験

 

もあり、これら文系理系にまたがったスキル

 

がつながることで人材価値が一気に高まった。

 

 

実際、プラットフォーマーのIT企業をはじめ

 

優良 数十社からスカウティングを受ける人材

 

へと成長したのだ。

 

 

なぜ このような異常な速さで専門技術を

 

身につけることができたのか?

 

  

 

彼はゼロから学ぶことに迷いが無かった。

 

西高で培った「読んで学び取る学習法」の

 

成功体験があったからだろう。

 

買ってきた専門書をひたすら読みながら、

 

パソコンで実践することを繰り返した。

 

 

 「学び方」さえ学んでおけば、

 

本当にやりたいことが見つかったときに

 

ゼロから学んでも 極めることができる。

 

 

訪問した彼の部屋のホワイトボードには

 

その月の自宅で勉強する内容が記され、

 

休日返上で スキル向上にぬかりがない。

 

 

 

  

 

『将来を予想して点と点をつなぐことはできない。

できるのは、後からつなぎ合わせることだけだ。』

           Steve Jobs(Apple創業者)

 

 

彼の部屋の本棚には、プログラミング、

 

経済、数学、歴史などの分野の本が並ぶ。

 

元来 彼が最も得意なのが数学、

 

最も興味があり知識豊富なのは世界史。

 

  

学び続けることを やめなければ、

 

いつか これらの点在する知見が

 

一つに つながっていくのだろう。

 

 

 

国立大学を目指す西高生には Steve Jobsの

 

言葉を借りて いつも伝えている。

 

『貴方達が やっていることの全て(点)が、将来

つながって実を結ぶ と信じて、取り組みなさい。』