ーー入塾は高校2年の7月でした。この塾に入ろうと思ったきっかけは?
1年生から2年生の夏まで勉強のクセがつかず、模試の成績が悪くて、志望校に合格するのが不安だったからです。
ーー千葉大を第一志望校にしました。その理由は?
就職に有利な点と自分の実力を考えた時に、関東圏である千葉大学にしようと思いました。
ーー入塾後、順調に成績が上がりました。高3の5月進研模試で千葉大C判定、10月進研模試でB判定になりました。共通テスト本番では理科が特に良くて、物理93点、化学88点でした。どのような勉強が効果的でしたか?
化学は塾のプリントを解いたことです。物理は苦手な電磁気分野を『宇宙一わかりやすい高校物理』で克服できました。
ーー千葉大の建築学コースの前期試験志願倍率が驚きの5.8倍でした。共通テスト後の2次試験直前はどのような準備をして本番にのぞみましたか?
新しい問題には手を出さず、塾のプリントを2周目、3周目と解いていきました。数学Ⅲの微分積分はほぼ完璧になったと思います。塾の化学のプリントをやっていれば、千葉大の過去問は簡単に思えました。
ーー西高・当塾から自宅が遠い(西条市、四国中央市在住)方には地元の塾や映像授業の塾予備校を勧めていましたが、入塾意志が強くて電車通学ではないということで特別に入塾を許可しました。入塾後に勉強時間を確保するために変えた点はありますか?
塾に入ってからは、母が毎日 塾からの帰りに車で迎えに来てくれたので、家や塾での勉強時間をかなり確保できたのは大きかったと思います。
ーー使ってみて役に立った問題集・参考書はありますか?
英語は単語の『鉄壁』です。もしやっていなかったら2次試験の英語の長文は理解できなかったと思います。数学は確率と整数の『分野別標準問題精講』です。
ーー川上理数塾の良かったところは?
プリント演習が主なので、記述力が身につきました。また、参考書で何を使えばいいか分からないときに、相談にのってくれたので助かりました。
ーー大学では、どのような専門性の追求や社会課題の解決に取り組みますか?
災害時はいろいろなインフラが使えなくなりますが、そんな時にもパッと広げてすぐに使える簡易的な道路や橋を開発、実用化していきたいと思っています。
ーー後輩へ受験勉強のアドバイスをお願いします。
理系は とにかく2次勝負!
理系科目をとことん頑張ってください!
ーー彼が「大学受験は甘くない」と訴えるわけは‥‥模試の結果が順調で共通テストも千葉大B判定の得点で出願できて、関東圏の国立大学に行けると油断した瞬間、志願倍率が5.8倍となり、途端に窮地に追いこまれたという経験からです。毎日市外から迎えに来ていただいた親御さんのためにも、最後の1ヶ月は本当に負けられない辛い戦いでした。
有名な千葉大の建築でさらに努力を重ねて、彼が希望する大手企業での大きな仕事を成し遂げてほしいものです。