西高→慶應大学に合格した話

  

 

 

この塾との出会いが

 

ひとりの西高 女子生徒の

 

運命を変えた話です。

 

まったく勉強のやる気をなくして

 

成績も下がり続けていた

 

高2の7月。

 

この塾に現れた彼女が

 

たくさんの努力の末に

 

私学の雄・慶應義塾大学の

 

現役合格を勝ち取りました。

 

 

  


 

西高に合格した彼女は、

 

入学早々の高1の6月に

 

数学の難しさに 大きく つまづく。

 

 

 

『数学がまったく わからない。』

 

 

 

どんなに頑張っても 

 

テストの点数は低いまま。

 

数学が他の教科の足を引っ張った。

 

 

 

中学の頃は数学が得意という

 

自負があった。

 

自分の自信が打ち砕かれる。

 

勉強自体のやる気が

 

無くなっていった。

 

 

 

 

勉強がきらい。

 

 

 

いつしか 学校へ行くのも

 

憂鬱になった。

 

 

 

朝、家を出るときも

 

気になるのは 数学のこと。

 

「どうせ、授業がわからない。」

 

「どうせ、宿題がわからない。」

 

 

 

 

「将来は医者になる。」

 

と小学校の時から 言い続けてきた。

 

その明確な夢も 数学ができないだけで

 

やむなく 断念した。

 

数学が嫌いすぎて

 

理系の道さえ あきらめて

 

文系に進んだ。

 

 

 

将来の希望が無くなった。

 

 

 

学校の生活も楽しくない。

 

つらい。

 

苦しい。

 

私には何もない。

 

もう誰からも評価されない。

 

 


 

 

 

家でも 両親への愚痴が増えた。

 

「勉強なんか やる意味がわからない。」

 

「大学は 行ける大学ならどこでもいい。」

 

 

 

 

我が子が

 

やる気をなくして

 

毎日が楽しくない、

 

将来への希望がないことは

 

親にとって 

 

最も悲しいこと。

 

 

 

 

たまりかねたお父さんが

 

当塾に相談に来られた。

 

 

「娘が 数学が苦手で

 

 やる気を失っています。

 

 何とか助けてください。」

 

 

 

 

 

高2の7月に初めて塾に来た

 

彼女に、さっそく学校の教材で

 

数学に取り組んでもらう。

 

 

 

脇目も振らず 懸命に取り組める

 

まじめなタイプの生徒である

 

ことはすぐにわかったが、

 

どこか 自信なさそうな様子も

 

かいま見れた。

 

 

 

数学の質問をしてきて

 

わかりやすく解き方を話すと、

 

にっこり笑いながら 大きくうなづく。

 

すると 今度は 問題を解く勢いが違う。

 

ペンの動くスピードは 確かに

 

上がっているのがよくわかった。

 

 

 

 

入塾して 1ヶ月もしないうちに

 

彼女の発言も変わってきた。

 

「私、数学ができる気がしてきた。

 

 やる気が出てきた。」

 

 

 

それは 想像を上回る早さで

 

成績にも表れた。

 

 

 

入塾直前の期末考査の数学が

 

57点で、過去に30点台も

 

たびたびあったのが、

 

 

入塾して2ヶ月後の

 

中間考査・数学で83点をとる。

 

 

 

 

 

その2ヶ月後の期末考査では

 

数学で98点をとったのだ。

 

 

 

 

 

さらに 勉強のコツがわかった

 

彼女は 数学のストレスも無くなり

 

全教科で成績が大きく上がる。

 

学校の評定もほぼ全教科で

 

『5』が見えてきた。

 

 

 

お父さんからもお礼の電話を

 

いただいた。

 

 

「娘が『やる気が出た』と言っています。

 

 あれだけ、やる気をなくしてた娘が

 

 頑張っているのです。

 

 親として、その言葉を聞いて

 

 こんなに うれしいことはありません。

 

 もう それだけで私は十分です。

 

 本当に先生の塾に行かせてよかった。」

 

 

 

塾をやっている者にとって

 

この上ない言葉です。

 

 

 

 

 

 

この結果により 彼女のやる気は

 

さらに 大きく膨らんだ。

 

 

 

高2の1月、彼女がつぶやく。

 

「先生、私は もう 生まれ変わった。」

 

それは どういうことなのか。

 

 

この当時 苦手であった古文の勉強を

 

ゼロから始めたという。

 

 

 

苦手で大嫌いで

 

絶望さえしていた数学を

 

克服できたのだから、

 

他のどんな困難も 自分なら

 

きっと克服できる、と思えたのだろう。

 

 

 

彼女は変わった。

 

一つの教科を克服したことに

 

とどまらない。

 

もう どんな困難にも 

 

あきらめず 恐れず

 

立ち向かえる生徒に 

 

生まれ変わっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

この塾に初めて現れた日と比べると、

 

目の輝きがまったく違っている。

 

キラキラとした眩しさ、

 

自信、底抜けの明るさ、

 

心の余裕さえ感じとれる笑み。

 

 

これほどに 高校生は

 

変わるものなんだ、

 

と驚かされた。

 

 

 

 

 

自信がついてくるとともに

 

自分の将来にも

 

真剣に向き合えるようになった。

 

 

 

慶応義塾大学の推薦入試を

 

本気で見据えて

 

学校の勉強・定期考査に

 

全精力をそそげるようになった。

 

高校での様々な活動にも

 

積極的になれた。

 

入学以来 続けた運動部は

 

妥協せず取り組み

 

高3の県総体まで やりきった。

 

 

 

彼女の数学の勉強法は 徹底していた。

 

納得のいくまで 書き尽くすこと。

 

1回の定期考査の勉強で

 

分厚めの1冊のノートを

 

まるまる使い切っていた。

 

 

 

 

 

高3になっても努力を続けた彼女は

 

順調に好成績を残した。

 

 

 

12月の高校最後の定期考査では

 

2つの数学の試験で 両方100点を

 

取るという最高のフィナーレ。

 

 

 

 

文系といえども

 

慶應大学の推薦入試は、
 

全教科の平均点だけでなく

 

数学だけの成績が

 

合格基準になっている。

 

  

まさに 彼女が数学を伸ばしたことは

 

私学の最高峰・慶應大学合格に

 

直結していたことになる。

 

 

 

  

 

 

合格おめでとうございます。

 

 

 

そして 頑張る姿と成長する姿を

 

見せてくれて ありがとう。

 

 

 

大学進学後の方が、今までよりも

 

もっと つらいこと、苦しいことが

 

待ちかまえているはず。

 

 

 

ここで培った

 

あきらめずに立ち向かえる心を

 

そのまんま

 

持っていってほしいと思う。

 

 

 

きっと君なら

 

乗り越えていけるだろう。

 

 

 

 

 

 

最後に、

 

本人から 後輩へ送る言葉と

 

お父さんからいただいた メッセージです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慶應義塾大学 入学早々、入学式・新歓の様子が彼女から届きました。


[2017/4/6]

 

2017年4月3日(月)

慶応義塾大学の入学式の様子です。

 

 

看板前の写真撮影は

数時間待ち だったそうです。

 

入学式に出席して、

「改めて合格できて よかった!」

と思ったそうです。

 

彼女のように 大学に入学しても

受験勉強をしてよかった と思えたら

本物ですね。

 

 

2017年4月5日(水)

慶応義塾大学の新歓の様子です。

 

チア、ダンス、ストリートバスケなどの

本格的なデモンストレーション。

 

上級生の勧誘のため 大変な賑わいで、

ガイダンス会場までの通りは大混雑だそうです。